Hidaka Itou

大切なのは、花々がどう活かして欲しいと思っているか、その声を聴くこと。

一期一会の花との出会いに心奪われて

幼い頃、登山が趣味だった父に連れられて、いろいろな山に登りました。 その際、一期一会の草花や木々に心奪われたことを、 今も時折、思い出します。 もともと自然が大好きだったことが、 この道に進んだ最大の理由といえるでしょう。

デザインありきではなく、花ありき

作品づくりで一番大切なのは、花々が自身をどう活かして欲しいと 思っているか、その声を聴くことだと思っています。花の美しさを皆さんに お伝えするのが自分の使命ですから、その時出会った花を美しく見せるため に、その都度テクニックを合わせるのが重要かと。私の場合、まずデザイン ありきではなく、花ありきなのです。 花に携わって26年。20年を過ぎた頃から、“花の声”が聴こえるようになりま した(笑)。自分なりに真正面から花と向き合ってきた賜物と考えています。 今なお、日々ワクワク、ドキドキが味わえるなんて、 こんなに素晴らしい仕事はありません。

あなたにとって花とは?

この世で最も美しいもの。そして自分にとって欠くことのできないもの。

■プロフィール
伊藤 日孝 /Hidaka Ito
2002年入社 本店 店長